【プログラマー入門】 ER図って？│tech1000+

ER図とは？

Entity Relationship Diagram
データを「実体」と「関連」と「属性」の３つの要素でモデル化する「ERモデル」を図で表したもの。「データベース設計（データモデリング）で使う設計手法」のこと。

データベースが必要なサイトやシステムの設計において、データ構造の全体像を捉えるために作成される。

データのまとまりのこと

エンティティの中に含んで記述される、属性情報のこと。
アトリビュートでは主キーや外部キーについても表現できる。

主キー・・・テーブル内のレコードを一意に識別するためのフィールド
外部キー・・・他の表に関連付けされたキー

主キーになるものはエンティティ上部に記述し、その他の属性名は下部に記述。
外部キーになるものは項目名の後ろに「(FK)」と明示。

エンティティ同士の関係を表す線のこと。

リレーションの多重度を表す記号のことで、リレーションと繋げるような形で書かれる。

エンティティ同士で親子になる関係の場合は、親は四角のまま、子は角丸でエンティティを表現する。
紐付くデータがなくてもシステムが成り立つケースなどは「非依存関係」と呼ばれ、どちらのエンティティも四角で表現する。

大きく分類して「IE記法」と「IDEF1X記法」の２種類がある。
この２つの違いはガーディナリティの違いに現れる。
以下はIE記法での説明。

１対１の関係である

１対多の関係、それ以上は決まっていない（あいまいな状態）

１対０以上の関係

１対１以上の関係