はじめに
ロリポップレンタルサーバーはWordpressを扱うことができますが、データベースを直接触るときはどうすればいいのか?と思い調べてみたところ、ロリポップレンタルサーバーの管理画面からphpMyAdminに接続できるようになっていました。
phpMyAdminを使えば、SQL文を記述しなくてもMySQLのデータベースに対して様々な操作が行うことができますし、もちろんSQL文を記述して実行することもできます。
ただロリポップではデータベースについてはサポート外、使いたい人は使っていいけどそれについてはサポートしませんよということだったので、phpMyAdminって何?というところから、使うと何ができるの?というのをまとめてみた。
※ロリポップレンタルサーバー
https://lolipop.jp/
※phpMyAdmin
PHPで実装されているデータベース接続クライアントツールで、MySQLサーバーをウェブブラウザで管理することができる。
phpMyAdminについて
WordPressとの関係と使い道
まずはWebサイトについて少し説明します。
ホームページ作成を少しかじったことがあるという人は、htmlという形式のファイルにマークアップ言語を書き、Web上の画面に表示したい内容を表示することができるというのをご存じと思います。
WordPressの記事投稿ページでも、編集形式をビジュアルではなくテキストを選択することで、htmlタグを使用して記事を書くことができるので、htmlを少し書けると、文集に見出しを設定したり、テーブルを挿入したりということができます。
こういった、決まった情報を表示させたいというときは、ホームページは上記のようなhtmlファイルのみでも作ることができます。こういったものを静的なページといいます。
逆に、Wordpressのように、管理画面があり、ログインしたアカウントによって表示させる内容を変える、タグやカテゴリーで絞り込む、記事の管理をするといったことを行うためには、動的なページを作る必要があります。
動的なWebページを作るためには、htmlだけでは不十分で、もっと複雑になってきます。
WordPressはサーバーサイドにphpという言語と、データベースにMySQLというのを使って様々な情報を管理しています。
ただこういった内部の設定は全部Wordpressが行ってくれるので、利用する側はhtmlの知識が少しある程度(むしろなくても)サイト運営をすることができるのがWordpressが人気な理由の一つといえるでしょう。
見えないところで、wordpressでは全ての情報をMySQLデータベースに保管していて、いろいろなことをよしなにやってくれてます。
WordPressのデータを直接見たい、Woredpressのサイトをデータごとまるっとコピーしたい、引っ越ししたい、データの操作をカスタムしたいといったときに初めてそっち側の知識が必要になってきます。
しかし、MySQLのデータを見るには真っ黒画面のコマンドラインでポチポチコマンドを打って、データが入ったテーブルにアクセスする必要があるので、とても初心者向きではありません。
そこでようやく登場するのがphpMyAdminで、phpMyAdminはNySQLのデータベースの中身をGUI(画面上でマウス操作できる操作方法)で見ることができるツールのことなんです。
WordPressに慣れてきたら、自身でオリジナルの管理テーブルを作って、欲しい情報に簡単にアクセスできるようにする、といったことをしたくなるときがくるはずでし。そんなときにphpMyAdminが活用できます。
データベースを使ったWebサイトの例
http://aoki2.si.gunma-u.ac.jp/BotanicalGarden/
※参考サイト上記のサイトのように、データベースは、ブログや掲示板、ショッピングカートなどで、前もって格納しておいたデータを必要なときに表示したいときなどに使う。そのためにMySQLに格納しておいて、必要に応じて取り出しPHPを使いHTMLの形でブラウザに渡す。
phpMyAdminの入手方法
ロリポップレンタルサーバーのでは既にphpMyAdmin がインストールされている為、【ユーザー専用ページ>>WEBツール>>データベース】からアクセスすることができる。
phpMyAdminの使い方
https://www.dbonline.jp/phpmyadmin/
上記のサイトで丁寧に解説されているので参考になる。