はじめに
登録料、利用料が無料のBASE。先日初めてサービスを利用してみたのですが、無料枠の機能の豊富さ、わかりやすいUI、ショップの機能で必要なものだけプラグインのように追加で付与できるAppsという仕組み、全てにおいて素晴らしく気に入りました。
独自ドメインの設定も無料でできるということで早速やってみました。これも操作は簡単!ただ流れ作業的によく読まずに設定進めていた結果少し引っかかってしまったポイントがあったので、同じような方がいたらと思い残しておきます。それでは本題。
お名前.comで取得したドメインをBASEに設定する方法
シンプルに、BASEのためにドメインを新規で取得(他で使用していない)した場合は、BASEのヘルプに書かれた方法を鼻くそほじりながら設定すればOKです。
【独自ドメイン App】お名前.comのドメインの設定方法を教えてください
既に利用中のドメインの場合はここに注意
ただ、既に「お名前レンタルサーバー」などに設定し利用中のドメインの場合、上記のまま設定してしまうとネームサーバーが変わってしまうため、BASEにはアクセスできるようになる代償にこれまで使っていたレンタルサーバーで公開しているページが表示されなくなってしまいます。
先ほどのページのこの部分ですね。
お名前レンタルサーバーを使用している場合、ネームサーバーはこちら
ネームサーバー1 | ns-rs1.gmoserver.jp |
---|---|
ネームサーバー2 | ns-rs2.gmoserver.jp |
しかし、BASEの独自ドメインを設定する際のDNSレコード設定の中でネームサーバーを以下に変更しますよと書かれています。
ネームサーバー1 | 01.dnsv.jp |
---|---|
ネームサーバー2 | 02.dnsv.jp |
ネームサーバー3 | 03.dnsv.jp |
ネームサーバー4 | 04.dnsv.jp |
構わずOKをクリックし元々のドメインでの表示確認、BASEに設定したサブドメインでの表示確認を完了し、数時間後メインのドメインでのアクセスがエラーとなってしまい悲しい結果になりました。
当然の結果ですが、すぐに気づかなかったのはブラウザキャッシュのせい。
レンタルサーバー〇 BASEショップ×の状態から
レンタルサーバー× BASEショップ〇の状態になったのですが、
キャッシュが効いていたせい(おかげ?)で
レンタルサーバー〇 BASEショップ〇となったと勘違いをしていました。
まずいまずい、と。同じ独自ドメインで、WEBサーバーやメールサーバーサービスと併用するように修正することにしました。
同じ独自ドメインで、お名前レンタルサーバーとBASEのショップを併用する方法
結論を急ぐ方がいると思うので先に結論を。
レンタルサーバー側のDNS設定に追加するだけ、以上。
順を追って読んでくれる方は以下の茶番をお読みください。
まず、今回の注意書きについてはちゃんと先ほどのページに書いてありました。
「同じ独自ドメインで、WEBサーバーやメールサーバーサービスと併用する場合の設定方法・設定内容については、お名前.comのサポートにお問い合わせください。」
Σ(゚Д゚)
あ、そうですか。と思いお名前レンタルサーバー側を見に行くことに。
Σ(゚Д゚)
イヤイヤわざわざサポートに問い合わせを促すほどではないよね?と思い、現在の設定を確認。
独自ドメインには既にレンタルサーバーのネームサーバーが割り当てられています。
ではレンタルサーバーのコントロールパネルにログインし、ドメイン→DNSを開いてみる
すでに割り当てられているWebサーバーの一覧に、BASEで使用するサブドメイン名をホストにしてcnameのDNSレコードを追加する
これだけでいいんじゃね…と思い設定が反映されるまで数十分待ちます。
無事にドメインアクセス→レンタルサーバー、サブドメイン→BASEショップへのアクセスが完了しました。
お疲れ様でした!