前回(【Ubuntu】CDドライブなしのPCにUSBでUbuntuをインストールする)使わなくなったPCにUbuntuをインストールしました。
今回は、インストールが無事に終了したあとの、Ubuntuの基本操作と設定もろもろを記事にします。
これまでタッチパッドの端っこをスーッと撫でてスクロールしていたのが、ubuntuに変えるとデフォルトで2本指でスクロールができたのが何気に捗るポイントでした。
基本操作
端末の起動方法
macでいうターミナル。
「ctrl + Alt + t」で開く
もしくはコンピュータを検索から「端末」と入力。
スクリーンショットの撮り方
とりあえずこの記事を書くために使いました。
基本はWindowsと同様でした。
「PrintScreen」キーで撮る(Windowsと違うのはカシャっと良い音が鳴る)。
・範囲指定で撮る
「shift + PrintScreen」
・アクティブなウィンドウを撮る
「Alt + PrintScreen」
さらに端末からも撮れるみたいなので一応紹介
gnome-screenshot
・範囲指定
gnome-screenshot --area
・アクティブウィンドウ
gnome-screenshot --window
・時間差指定
gnome-screenshot --delay=3
その他のショートカットキーなど
とりあえずsuper[Windows]キーを長押ししましょう。
便利なチートシートがでてくるので初めはこれを見ながら徐々に覚えていけばいいかなと思いました。
日本語入力ができない場合
画面右上のキーボードのアイコンから、“入力メソッド”の項目で”Mozc”を選択する。
これで「半角/全角」キーを押したときに日本語入力が可能になる。
スリープの間隔を調整
デフォルト設定が5分で画面をオフにし、同時にロックをかけるため、けっこう頻繁にパスワードを求められる。
節電はいいけどもう少し間隔を調整したいというときは以下のやり方で。
”次の時間アイドル状態が続けば画面をオフにする”で任意の間隔を指定。
画面ロックのオンオフとロックまでの時間もここから設定できる。
ランチャーの位置を下にする
なんとなく左固定のランチャーが馴染みにくいときは以下でランチャーの位置を下に変更する。
gsettings set com.canonical.Unity.Launcher launcher-position Bottom
戻したいときはこちら
gsettings reset com.canonical.Unity.Launcher launcher-position
基本設定
ディレクトリ名を英語にする
最初に日本語を指定すると、ディレクトリ構成も日本語になってしまうので、ホーム以下のディレクトリを英語にする。
単純に使いやすくするという点で、日本語のままで不自由ない場合は不要。
端末を開いて以下のコマンドを入力
$ LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
既にファイルがあるディレクトリについては、変更ではなく別に新しくディレクトリができてしまうので、予め退避、もしくは後から中身を移動して日本語のほうを削除で対応。
パッケージリストの更新
パッケージの最新版をダウンロードできるように。
端末から
sudo apt update
ツールとか
dropboxを使えるようにする
dropboxのサイトからLinux版のdebをダウンロード
https://www.dropbox.com/install-linux
ダウンロードしたファイルがあるディレクトリまで移動して
sudo dpkg -i [debファイル名]
もしくは下記一発でも。←こっちのほうがエラー出にくく簡単
cd ~ && wget -O - "https://www.dropbox.com/download?plat=lnx.x86" | tar xzf -
Google Chromeのインストール
Linux版のGoogle Chromeをダウンロードしてくる
https://www.google.co.jp/chrome/
依存関係をインストール
sudo apt install libappindicator1
ダウンロードしたdebファイルがあるディレクトリに移動して、以下を入力
sudo dpkg -i [debファイル名]
32bit版のChromeだと以下のような事象が起きる。
https://productforums.google.com/forum/#!topic/chrome-ja/9bOvQZC_aLY
パッケージを追加してもダメならFirefoxのまま、もしくはChromiumを使うといいかも。