整数部関数
整数部(算術式)
整数部関数は引数の整数部のみを取り出す機能を持つ関数
整数部とはその数値を超えない最大の整数のこと。
※負数のときに少数部を取ると元の数値を超えてしまうので、負数の場合は少数部を切り上げる。
整数部(11.5)→11
整数部(-15.5)→-16
剰余関数
剰余(算術式1、算術式2)
算術式1…割られる数
算術式2…割る数
剰余関数は、除算の余りを求める
剰余(20,4)→0
剰余(40,7)→5
IF関数
IF(論理式,true,false)
IF(A1>0,B1*2,B1)
セルA1の値が0よりも大きいときはB1のセルの値を2倍に、そうでないときはB1の値を返す
論理積、論理和
論理積(論理式1,論理式2)
論理式1かつ論理式2(AND)
論理和(論理式1,論理式2)
論理式1または論理式2(OR)
照合検索
照合検索(式,検索するセル範囲,抽出のセル範囲)
引数1で検索する値を、引数2の範囲から検索し、見つけたセルと同じ位置関係にあるの値を抽出する。
検索するセル範囲と抽出のセル範囲は同じである必要がある。
照合検索(20,A2:A4,B2:B4)
20の値をA2,A3,A4から探し、見つかったセル(A3にあるとする)と
B2,B3,B4の同じ位置関係、B3の値(5が入っているとする)を返す
垂直照合
垂直照合(式,セル範囲,列の位置,検索の指定)
①引数1に設定した値をセル範囲から検索
②引数3に指定していある列の位置に移動し、その値を返す
(引数4は完全一致=0、類似値=1を指定する)
水平照合
垂直照合(式,セル範囲,行の位置,検索の指定)
①引数1に設定した値をセル範囲から検索
②引数3に指定していある行の位置に移動し、その値を返す
(引数4は完全一致=0、類似値=1を指定する)
照合一致
照合一致(式,セルの範囲,検索の指定)
垂直照合、水平照合で返していた’値’ではなく、セルの位置情報を返す
表引き関数
表引き(セルの範囲,行の位置,列の位置)
指定された位置のセルの値を返す関数。
位置情報を返す照合一致とセットで使われることが多い。